その1 その2
2008年9月7〜8日
青春18きっぷの旅 新潟編
2008年夏の青春18きっぷ第二弾は変更に変更を余儀なくされ新潟に決まりました。
今回の同伴は小鉄のみ。純粋に乗り鉄の旅なのでかーちゃんは家で留守番です。

上野→高崎


自宅最寄り駅を始発で出発し、上野から高崎線で高崎を目指します。6時27分発高崎行きE231系は後ろ2両にボックスシートが連結されているので早々キープして朝食に。どうでもいいことですが最近小鉄がタラコのおにぎりにはまっていて今朝もキオスクで買わされました。
日曜日にも係わらず通勤時間帯ということもあり思ったよりも多くのお客さんが乗ってきました。

途中の岡部でジョイフルトレインとすれ違い。帰宅後調べたら「やまなみ」でした。窓に岡部市民だか深谷市民だかと印刷された紙が貼ってあったので団体列車として運用されているようです。

時折すれ違う湘南新宿ライン、地元横浜でもおなじみの列車なのでまだ遠くへ来ている実感はありません。上野から2時間弱で終点の高崎。
自宅最寄駅から3時間余り、まだまだ余裕のよっちゃんいか?です!
高崎→水上

上越線水上行き115系@高崎駅
9分の接続で上越線水上行きの乗り換えです。この電車は水上で長岡行きに接続するため予想通り混雑していました。とはいっても全員着席できる程度ですが・・・。私と小鉄はロングシート部に陣取りました。8時23分定刻に発車。最初は平地を走っていましたが渋川手前辺りで山間部に突入。自宅から延々と続いていた関東平野もここで終わりこれから山越えになります。山間部といえばもちろん115系!首都圏の東海道線や東北線では絶滅してしまいましたがまだまだ山岳路線の代表格です。

渋川で結構な数の下車客があり、またのどかな車窓も広がり車内はだいぶまったりムードになってきました。小鉄と時折席を離れドア際に立って二人で流れ行く景色を楽しんでいました。
高崎から小一時間で終点水上。あまり乗車時間が長いと子供は飽き始めてくるのでこのくらいのスパンで乗り換えがあると気が紛れてちょうど良いですね。
水上→越後湯沢

水上駅

特急水上号と長岡行き115系@水上駅
水上から長岡行きに乗り換えです。水上以北への普通列車は極端に本数が少なく、また編成も短くなるので(この列車は3両でした)18きっぷシーズンはかなり混雑します。我々の乗った高崎からの電車も乗り継ぎ客が多く、駅に着くなり皆さん席取りダッシュしていました(^_^;)
長岡まで約2時間、そりゃー乗り通すとなれば当然ボックス席をキープしたくなりますね。ちなみに下車する越後湯沢まで40分程度だし、立っていた方が景色も堪能できるので私と小鉄は一旦改札を出て駅前をブラブラ。その後電車に乗り込むとボックス席は全て埋まっていましたがロングシート部に空きがあったのでそこに着席しました。


土樽駅
湯檜曽駅手前で右手の山に架線が見えてきたので小鉄にループ線についてレクチャー。イマイチ理解できていないようですがなにかすごい仕掛けということは分かったようで、新清水トンネルに入ると「電車がカーブしている!」と言っていました。ただ残念なことにループするのは上り列車だけなんだよねー。小鉄が感じていたのは越後中里へ至る途中のトンネル内でのカーブ。今度は上りも乗せてやるからな〜。(実は帰路に上り線を通るのですが未明なため見えません、というか起きていません)
湯檜曽で中学生の団体乗車があり、一時車内は騒然としていましたが次のモグラ駅で有名な土合で下車。林間学校かなにかだったんでしょうか?
越後湯沢→直江津

北越急行HK100形@越後湯沢
冬はスキー客で賑やかな越後中里もこの時期はゴーストタウンさながら人気がありません。岩原スキー場前も然り。そうそう、この岩原スキー場前駅、昔はシーズンだけの臨時駅だったような覚えがあるのですがいつの間にか通年営業に?記憶違いかなぁ・・・。
10時26分越後湯沢着、乗り換えです。目指す列車は39分発の快速直江津行き。六日町まで上越線を走りそこから北越急行ほくほく線に入ります。なので車輌も北越急行のHK100形。
車内を見るとトイレが無いので用を足しに小鉄を連れていきます。途中で「おしっこ〜」なんて言われたら大変なことになってしまいますから(笑)

越後湯沢を出発してほくほく線との分岐駅である六日町までノンストップ。六日町で8分間の停車時間があるので一度改札を出て犀潟(ほくほく線の終点)までの乗車券を買おうと考えていました(18きっぷは使えません)しかし六日町に着いた頃は雷を伴う大雨!降りるのが面倒だなーなんて思っていると18きっぱーは先頭に集合して車内精算してね、という放送が(笑)小鉄を連れて行くと既に5,6人並んで運転手さんが料金の収受に大忙しでした。犀潟まで950円、最終的には10名前後の方が精算していました。

それにしてもHK100の車内は快適ですね〜。新しくてキレイだしクロスシートというのもポイント高いです。大部分の18きっぱーは長岡行きに乗ったままなので空いていてのんびりできました。
2両の普通(快速)列車とは思えない程の加速とスピード、最高時速は110キロだそうです。特急はくたかとの絡みもあるので高加速・高速度の車輌で運用されているそうで、乗っていてその性能を体感できました。途中のトンネル内の赤倉信号所で下りはくたかと交換。はくたかがもの凄いスピードで通過するのでやって来るちょっと前から轟音が鳴り響き、気圧の変化で耳がキンキンしてきます。飛行機に乗った時になるアレと一緒ですね。
直江津

直江津駅手前にて

ジョイフルトレイン彩(いろどり)もいました!@直江津駅構内
HK100形はすこぶる快適だったのですが、新線の宿命、トンネルばかりで車窓が楽しめません。私も小鉄も朝が早かったので睡魔が襲ってきて・・・・、気がついたら犀潟でした!!結局ほくほく線の大部分を寝て過ごしてしまいました。
間もなく直江津というところで見慣れた電車を発見!どうみても地元京浜東北線の209系です。E233系にとって代わられているので廃車の為ここまでやってきたのでしょうjか?謎です。
12時2分着のはずがなぜか数分遅れて直江津到着。まだ夢の中にいる小鉄を起こして下車しました。



直江津駅
久しぶりの直江津です。JR東日本とJR西日本の境界駅でもありますが駅はJR東日本新潟支社が管理しています。
雨も止んだようでなにより。これから2時間半の空き時間があるので曇りとはいえ雨が降っていないのは助かります。小鉄を引き連れて改札を出ました。


上越市立水族博物館

マリンジャンボ

上越水族博物館ライブカメラキャプチャ画像
やってきました、上越市立水族博物館。駅から徒歩15分程。近くにバス停がないので(最寄のバス停から400m離れているので)歩いても大差ありません。
本当は直江津港で釣りをする予定をたて、道具も用意したのですが天気予報によれば雨だということだったので水族館に変更しました(出発前に雨ということが分かっていたので道具は自宅に置いてきました)
この水族館には8、9年前の独身時代に一人で来たことがあるんですよ!あの時はたまたま時間があってなにげなく寄っただけなのですが、まさか子供を連れて再び来館しようとは・・・。
ちょっと感慨にひたりながら900円+200円払って中に入ります。
これと言って珍しい魚がいるわけでもなく普通の水族館ですが、マリンジャンボという水槽の正面ガラスは5m×7mの世界最大級。約2000匹の魚達が泳ぐ様子は圧巻です。
ところで上越市立水族博物館のホームページを見たことがありますか?トップページにライブカメラの紹介がありますが自宅で見たときはコレだ!と思いましたね(笑)水槽の裏に周り、携帯で留守番しているかーちゃんに電話します。
「上越水族館のホームページにあるライブカメラ見てみそ!」
画像が荒いのが難ですが赤い服を着ていたことも幸いして無事補足されました(笑)
「手を振ってみてー」
などとかーちゃんのリクエストに応じ水槽裏で怪しいパフォーマンス。周りの人はこの親子は一体何をやっているんだろうと思ったに違いありません。記念にプリントスクリーンで画像を保存してもらいましたがイマイチ見難いです。赤線で囲んだところがぶりてつと小鉄です。決して心霊写真ではありません(^_^;)



水族館屋上からの日本海の眺め


水族館の屋上からは海が望めます。日本海を見るとはるばるやって来たんだなぁ〜と実感できます。
屋上から下を覗くとペンギンプールがあることに気付きました。前回はペンギンを見た記憶がないので見落としていたかただ単に忘れたか・・・。
階段を下りペンギンプールにやって来るとちょうど餌やりの時間だったので見学することにしました。ローカルな水族館だし天気も悪いのでイマイチ盛り上がりに欠けていましたが、なんとここで希望者はペンギンに餌をやることができるとか!小鉄もアジ2匹貰ってペンギン目掛けて投げていました(笑)こういったイベントは希望して挙手してもなかなか参加することができませんが、さすが上越水族館、希望者全員どころか餌が余って2巡するサービスっぷり!っていうか人が少なかっただけという話もありますが(^_^;)
思わぬイベントに小鉄は大喜び。連れてきて良かったなーと思いました。
その後、館内の磯遊びコーナーみたいなところで遊んで(代えの靴がないので落っこちないか冷や冷やものでしたが)水族館見学は終了。乗り鉄の旅にもこうした息抜きというか気分転換になる時間があると飽きずに楽しめますね。
さー、昼飯食べて乗り鉄再開だー!!


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モドル
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