その1 その2 その3 その4 その5

北陸号で北陸の旅

北陸地方への旅行は随分と前から構想はありました。そして今年1月。臨時収入があったので北陸フリーきっぷを使用して2月5日から一泊二日で小鉄を連れて出かけることにしました。この切符は往復に新幹線・特急列車の普通席が利用ができる上に寝台特急北陸号のB寝台もOKという太っ腹ぶり!今や数少なくなったブルートレインに乗るべく往路は北陸号、復路は特急はくたか+上越新幹線という組み合わせで切符を手配しました。尚、北陸号は3月のダイヤ改正をもって廃止が決定。実際1ケ月前にみどりの窓口へ行ったにも係わらず残数は3。希望していた開放ハネ下段をなんとかキープできたので初ブルートレインの小鉄共々出発の日を心待ちにしていました。
で、出発当日の2月5日。仕事を定時ジャストに終わらせ帰宅の準備をしていた時のこと。数日前の天気予報で週末は北陸地方は大雪だと言っていたのを思い出し(小鉄にもたくさん雪見られるぞ〜なんてその時は暢気な事を言ったいましたが・・・)ネットで空模様を確認すると思いのほか荒れ模様。まぁ雪で北陸号が遅れればその分長く寝台列車を満喫できるからかえってラッキーみたいな夢を見ていましたよ、その時は、ええ。そしてJR東日本のサイトの列車運行情報を開いてみると、

2010年2月5日11時42分 配信
本日(5日)発車の夜行列車は、雪の影響で、以下の上下列車が全区間で運休となります。寝台特急「北陸号」、急行「能登号」


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よもや大雪で運休になるとは想定外。一瞬我が目を疑いましたね、まさかと。このページを見る数十秒前までは数時間後に訪れるであろう寝台列車の至福のひと時を私は妄想しておりました。小鉄も大変楽しみにしていました。しかーし!無残にも夢と化してしまい正に自失呆然。ちなみに運休になったと同僚に話したところバカウケだったのは言うまでもありません(笑)慌てて自宅のかーちゃんへ電話して旅行の取りやめと小鉄のフォローをお願いした次第です。
さて運休になってしまえば切符は払い戻されます。取り敢えず後日駅へ出向くとして別の日の切符を手配しようと列車空席情報のページで検索してみました。結果は惨敗。廃止が決まり日に日に人気が上昇する北陸号の寝台券はもはや入手困難な状態だったのです。平日便でも1ケ月前の10時打ち(指定券・寝台券は一月前の午前10時受け付け開始なのです)で取れるかどうかとのことで、1,2週間後の週末なんてまず無理。その後暇をみてはキャンセル狙いで寝台券の確保に努めましたが売り切れ満席でかなりの無理っぽさを感じました。
さすがに北陸号の寝台券は入手できないと諦めたある日、代替案としてJRの主催する八戸往復ツアーを申し込もうと旅行会社へ電話した時のこと。運悪く定休日で手配できませんでしたが明日にでも直接行けばいいやとネットで空席情報を何気なくチェックしていました(←けっこうしぶとい)いろいろ予定が詰まっていて旅行に出られるのが2月の第2第3週末のみ。当然上野〜金沢の北陸号は×ばかり。ま、そうだよなーと逆方向を見てみると

月21日北陸号 金沢→上野△

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上野到着が月曜日になってしまいますが朝早い時間のため会社にも間に合います。慌ててえきねっと(インターネットの切符予約サイト)で予約しようと思ったら寝台列車は非対応のこと。今から駅に走っても残っているかわかりません。どうしようか迷っているうちにプッシュホン予約を思い出しました。ネットで検索して使い方を調べ電話すると無事予約完了となりました。プッシュホン予約の場合、寝台の上下などは指定できませんし、またどちらが取れたのかもわかりません。下段希望ですがこの際上段でも構いません。思いがけず北陸号の切符が手に入ったことなので計画を再考することにしました。
行きは上越新幹線MAXとき303号東京7時発、越後湯沢で特急はくたか2号に乗り換え金沢を目指すことにして空席情報を見るとMAXとき303号どころか前後全ての便が満席。はくたかの方は空席ありとのことなので新幹線のキャンセル待ちをしてキープできた時点で全ての切符を揃えることにしました。



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